大坂なおみさんが好きです
先日、女子テニスの大坂なおみさんが4大大会2連覇を達成しました。
めちゃくちゃすごい!
私はテニスのことはよく分からないのですが、スポーツニュースでチラッとうつる彼女のインタビューを見て、その人柄のファンになりました。
最初に彼女を認識したのはネットで見かけたこの画像です。
「最近覚えた日本語は?」に対する回答だったそうで、
元はTHE BLUE HEARTSの「ブルースをけとばせ」の歌詞でした。
この曲を20歳前後の人が知っているのか?と驚いたのですが、大阪なおみさんが聞いたのは、THE BLUE HEARTSの曲を引用したラップだったようです。
「やりたくないことやってる暇はねぇ」というフレーズはとてもストレートな表現ですが、世間から批評の的にされる中で、自分らしくいようとしている彼女に響いた言葉だと思うと納得です。
他にも、彼女を好きになったインタビューがあります。
昨年の全米オープンでセリーナを破って優勝した後のインタビューなのですが、試合中に審判とセリーナが揉めていたことについて、質問を受けた時の彼女の受け答えはとってもスマートで素敵でした。
インタビュアー:あなたがお気づきになったかはわかりませんが試合中にコートの上で論争が起きていましたよね。
主審とセリーナが言い争いをしていたアレですが、集中力を乱されませんでしたか?
あのいざこざが起きた時にどんなお気持ちでしたか?
大坂選手:なんと言ったらいいんでしょうか…。
小さい頃にこんなことを教えられたことはありませんか?
もし相手が怒っていたりなんかした時にはそれに巻き込まれないように距離を置けだとか、周りで騒がしいことが起きたら後ろを向いてただ自分がすべきことに集中し続けなさいといったことを。
私はそう教えられていたのでその通りにしようとしました。
でも心の中では、何が起きているのかをとても知りたかったのですが。
インタビュアー:あの時何が起きていたのかを本当に知らなかった?
大坂選手:知りませんでした。
彼女は昨年、試合中の気持ちのコントロールを自身の課題としてあげていましたが、今回の試合でも落ち込んでしまった後に気持ちを立て直して、見事、自分に打ち勝っていました。
彼女をそこまで導いた考え方、言葉にも注目しながら、これからもファンとして応援していきたいと思います。